ハウスコンシェルジュ 山形店店長 遠藤
「エアコンの臭いに困ったことはありませんか?」
更新日:2020年10月29日
こんにちは、ハウスコンシェルジュ山形店の遠藤です。全国的に暑い季節となり、エアコンクリーニングのニーズもお客様の間で日々高まっていることが感じられます。
多くの人がエアコンを使用する頻度が上がり、異常に気付きやすくなるため、依頼数も自然と多くなるという流れですね。
そして、エアコンを使用していて、こんなことを思ったことはありませんか?
「風を浴びると咳が出る」
「臭いがキツイ」
「掃除は自分では不安」
この中でも今回は「臭い」に関する実例とハウスコンシェルジュ山形店で実施した解消方法についてみていきましょう。
・エアコンの臭いの原因は内部の汚れにあった
天童市にお住まいのKさんはエアコンの「臭い」に悩まされており、「エアコンの臭いを解消したい」という目的でハウスコンシェルジュ山形店にクリーニングを依頼していただきました。
ここで私は「フィルターや内部の汚れが原因だ」と思い、クリーニングを実施。しかし、Kさんの悩みは通常のエアコンクリーニングだけでは解消できませんでした。
エアコンの臭いの原因の殆どはカビや汚れ、埃によるものです。これは、エアコンクリーニングで全て解消できます。
しかし、Kさんの元々の悩みは、「エアコンを27℃や28℃に設定すると変な臭いがする」というもの。つまり、今回はクリーニングのみでは、Kさんの悩みはニーズを満たせなかったといえます。そこで、私はエアコンクリーニング以外の部分に問題があったとことに気付きました。
・冷房での異臭は冷房の最低温度設定と換気で解決できる
実はエアコンは、清掃後・新品でも臭いがすることがあります。
これは、下記の2つの理由です。
1.エアコンの仕様として、冷房27℃などの高い温度では空気が冷え切らない
2.温度が高いため、内部の湿気や雑菌が水による排出が起こらず、蒸発し、部屋全体に広がる
そして、Kさんのエアコンで発生していた臭いの原因は、「冷房での27℃などの高い温度だと、エアコン内部の熱交換器の温度が冷え切らず周りの湿度と雑菌が蒸発。その空気が部屋を循環していた」ために起こったものです。
上記のように、クリーニングの問題ではないことに気付いたため、ハウスコンシェルジュ山形店では「エアコンの冷房温度を最低に設定し、1時間ほど窓を全開にして運転する」という対策を行いました。
この対策であれば、内部で結露が起こり、水とともに雑菌が排出されるだけでなく、空気を入れ替えます。そのため、蒸発した雑菌を含んだ空気が循環されることもなくなります。ちなみに、冷房での最低温度であっても異臭がする場合は、カビや埃などの汚れが原因です。
今回のような場合は、個人でできる対策では、以下の方法があります。
1.服装を調節して、エアコンの設定温度を下げる
2.冷房の最低温度設定+窓全開を一ヶ月に一回はやってみる
冷房の温度が臭いに直接関係するため、あまり高い温度での冷房は注意が必要です。
(冷房で27℃、28℃運転では仕様として生乾きのような臭いがする場合が多いようです)
結果として、Kさんの悩みを解決。課題クリアまでに丁寧に向き合ったことで、以下のような評価を頂きました。

エアコンクリーニングはお客様自身で行うこともできるものの、ハウスコンシェルジュ山形店では「プロによるクリーニング」を推奨しています。
理由は2つ。
・今回のような臭いの問題だけでなく、エアコンは水漏れやカビ・ハウスダストを含む風による咳など様々な問題がある
・原因に対して適切な処理ができているかどうかは、お客様自身で判断するのは難しい
そして、ハウスコンシェルジュ山形店であれば、エアコンに対する様々なお悩みに対して明確に解説し、お客様が安心してエアコンを使用できる環境を提供できます。
お客様一人一人に寄りそったクリーニングサービスの提供は、ハウスコンシェルジュ山形店にお任せください。